リバランス(割高で売って、割安で買えるシステム)

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こんにちは、リコスです!今日は、長期定額で投資信託を積み立てていく際、さらにブーストアップできる考え方をご紹介していきます。

 

まず、投資信託の積み立てというと、長期間定額で積み立てていくドルコスト平均法がとっても有名な投資方法ですよね。ドルコスト平均法についてはグーグルなどで検索すれば、たくさん解説したページが出てくるはずです。これは、値動きに惑わされずに定額で積み立てることで、結果的に資産をリスクを少なく安定的に運用できる投資方法のことをいいます。この手法を実践されている方もかなり多いのではないでしょうか。

 

しかし、ドルコスト平均法からさらにバージョンアップした方法があるんです。この方法は実は私も知らなかったのですが、「投資の大原則」という本で見つけましたので、お伝えします。

 

では、ドルコスト法をバージョンアップした方法はどんな方法なのでしょうか。この方法は、「リバランス」と言います。

 

【リバランスとは】

まず、積立を始める際、最初に運用対象の資産割合を「株式50:債権50」等決めて積み立てていきます。

 

1年後、実際の資産評価額は「株式60:債権40」となっていたりします。これは、同じ金額でコツコツ積み立ててきたのに、1年間という時間の経過で株式の価格が上がり、債券の価格が下がっていたから、資産額が最初の目論見から、ずれた形で結果が出たのですよね。

 

なので、自分で当初に決めたルールの「株式50:債権50」に戻す作業が必要です。 具体的に言うと、株式10の部分を売って、債券10を買い増すということです。

 

(リバランス前)株式60:債権40 ⇒ (リバランス後)株式50:債権50

 

これで、最初に決めた、自分ルール「株式50:債権50」に戻すことができました。 さて、大切なのはここからです。なぜ、このリバランスが良いかというと、、、

 

リバランス時に株式は割高になっているポイントだから、そのポイントで売却ができている。そして、債券は割安になっているポイントだから、買い増しできていることに。

 

そうなんです。

 

この作業を習慣化することで、自動的に割安で買い、割高で売り抜けることができるのです。 ですので、”ドルコスト平均法+1年に一回のリバランス”でさらに効率よく、資産を増やすことができるのです。

 

「投資の大原則~人生を豊かにするためのヒント~」という本は、長期資産形成の為に、おすすめです。 ではでは、今日も資産を増やすために、頑張っていきましょう!!